「知らなかった!」真綿ふとんがアレルギーの方におすすめな理由

公開日:
更新日:2021年07月21日

こんにちは、半ざむ店長の宮下です。

今回はアレルギーをお持ちでアレルギー対策バッチリの真綿掛けふとんの存在を知らなかったお客様のお話です。

稲城市からお越しのH様
初めてご来店されたのですが、たまたま多摩区役所でイベントがあり羽毛ふとんで気になることがあったので「ちょっと聞いてみよう」とお立ち寄りいただきました。 

H様開口一番
「使っている羽毛ふとんの中から羽がでちゃっているのですが直せますか?」
とご質問いただきました。

お話を伺うとご自分用で10年くらい使用していたご様子。
羽が出ているのに気付いたのは2年くらい前とのことでした。

「詳しい人に聞かなきゃ・・・」と思いながらもコロナ禍ということもあって、月日が経ってしまったとのこと。

その間カバーを2枚使用して、とめどなく出てくる羽毛を防いでいたようです。

そんな中、偶然通りかかった半ざむにお立ち寄りいただきました。

羽毛リフォーム(お仕立て直し)のご説明をして後日、羽毛を見させていただくことに。

当店では羽毛診断士、ダウンプロフェッサーが、羽毛の状態を点検しお見積りさせていただいております。

羽毛リフォームの詳細はこちら

H様の羽毛布団をお預かりして後日、お客様の目の前で診断させていただきました。
リフォームの話の中でH様から
「新品の羽毛ふとんは、いくらくらいからあるの?」とご質問いただきました。

羽毛ふとんリフォームの際に必ず出てくるテーマです。

羽毛布団も購入した羽毛ふとんのランクや状態によって新品を購入した方が良い場合もございます。お見積りの際は、そういった事も正直にお話させていただいております。

そんな中、
「掛けふとんって羽毛ふとんしかないんですか?」とのこと。
お伺いしてみるとホコリアレルギーをお持ちとのこと。

アレルギーの方向けにおすすめの掛ふとんって?

アレルギーをお持ちの方でも羽毛ふとんは問題ないケースもございますが、H様の場合、羽毛自体でお辛い体験をされてようで羽毛以外の選択肢についてお話させていただきました。

そこで、アレルギーの方向けの掛ふとんを実際の商品をご覧いただきながらご紹介しました。
半ざむではアレルギーの方むけの掛ふとんを数種類、取り扱っています。
以下は、ほんの一例です。

①フィベール掛けふとん(ポリエステル綿に綿100%生地の掛ふとん)

デンマーク生まれの清潔な掛ふとんです(製造国は中国)

一流ホテルの寝具をイメージして作られており、中綿の繊維1本1本がストローのように空洞になっており、体温によって温められた空気を中に取り込むことで高い保温性を実現してくれます。

また、柔らかいながらも程よい弾力性があり、へたりにくくなっています。
ポリエステル繊維のため洗濯機で洗えるのが安心です。ただデメリットは綿が片寄やすい点と多少の吹き出しが出る点です。価格的には1万円代後半。

②アレルウォール

西川独自の「アレル物質対策加工」を施した衛星寝具。ダニの嫌がる成分を生地に加工した防ダニ加工。

生地表面に花粉がつきにくく落ちやすくする’防汚加工‘付着したアレル物質に働きかける’アレル物質低減加工‘の3つの機能を併せ持っている清潔にご使用いただけます。こちらも洗濯機で洗えます。

③真綿掛けふとん

真綿とは・・シルクー繭からできた天然繊維です。ホコリでにくく吸湿、放湿性に優れ、寝ているときの布団の群れが気になる方に最適。
アレルギーをお持ちの方におススメ。真綿は中綿に使用され周りを包む側生地は絹素材、綿素材(ガーゼなど)、モダールなどのセルロース繊維など。一部ですが洗濯機で洗える真綿ふとんも扱っております。

と、一通りご説明したところ
「真綿ふとんてどれですか?」とH様

真綿ふとんがホコリを出さずアレルギーの方にピッタリな点とポリエステル繊維に比べて蒸れ感がないので寝ていて快適という点が琴線に触れたご様子でした。

H様の琴線に触れた点、2つを詳しくご紹介いたします。

真綿がホコリを出さないのでアレルギーの方にピッタリな理由

まず1点目のホコリを出さないのでアレルギーの方にピッタリな理由について。

家庭内で最もアレルギーの元になりやすいのがホコリかと思います。
その中でも布団がホコリの原因ナンバーワンです。
特に綿わたの寝具はとにかくホコリの元になってしまいます。

それに対して真綿は全くホコリを出しません。その理由は以下です。

真綿がホコリを出さない理由は、真綿の原材料である繭の構造にあります。
蚕が真綿の原料となる繭を作ります。

蚕が繭を作る時は2昼夜、自分の口から真綿や絹の原料となる繊維を吐き出します。

この繊維が全くホコリを出さない秘密です。

できあがった繭から糸を取り出すと繊維長が約1200~1500mもあります。もの凄く長い繊維です。

比較材料として綿(コットン)の繊維の長さは短く、約2㎝前後、超長綿といわれているものでも2.8㎝~3.8cmです。

絹の繊維が圧倒的に長いのが分かりますね。綿が3㎝ぐらいに対して絹1400mです。絹はm換算なので㎝換算すると150,000㎝。50,000倍も差があります。

ホコリの元は繊維がちぎれたものの集合体です。綿は繊維長が短くホコリの元になりやすいですが、絹は繊維長がとんでもなく長いのでほとんどホコリになりません。

しかも真綿は、3個から5個の繭を重ねて作った物ですから何重にも長繊維が絡み合っています余計にホコリになりません。

この繭から真綿を作る工程には、私が書いた前回のブログからどうぞ
https://www.hanzam.org/blog/925/

アレルギーの方にとって、鼻のムズムズやクシャミの原因となるホコリを防げるのは安眠をする上で超重要事項です。

この点が真綿ふとんがアレルギーの方にピッタリと言える理由です。
また当店の真綿ふとんの中にはご自宅の洗濯機で洗える仕様の商品もございます。この点もアレルギーの方にとってメリットになるかと思います。

真綿布団がポリエステル繊維に比べて蒸れ感を出さず快適な理由

そして2点目のポリエステル繊維に比べて蒸れ感を出さず快適な理由について

真綿の原料である繭は、蚕が自分自身を守るために温度・湿度の調節に優れた素材を吐き出して作り出します。それが人間の睡眠にとって理想的な快眠をもたらしてくれる素材となります。

睡眠中はコップ一杯分の汗をかくと言われています。睡眠中に蒸れを感じてしまうと不快ですし、睡眠の質に大きな影響を及ぼします。

以下のデータは、JISのデータをもとに自社でグラフ化したものです。真綿と同じ原料である絹(シルク)が水分(湿気)をいかに吸湿するか、他の繊維との比較データになります。
公定水分率 JIS L 0105:2006 繊維製品の物理試験方法通則よりデータ索引

※公定水分率(公定水分率とは繊維は大気中で自然にある程度の水分を吸収する。 この吸収する水分の量は繊維の種類によって異なる。 繊維原料および糸はすべて目方によって取引される。)
公定水分率 – ファッション用語辞典apparel-fashion wiki

公定水分率

上のグラフは日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)が行った実験結果の数値を自社で索引してグラフ化したものです。

この表で伝えたいのは、いかに絹(シルク)が湿気を吸湿するかということです。この表では、分かりにくいかもしれませんが、ポリエステルの公定水分率は0.4%、絹は12%です。ということは絹(シルク)はポリエステルの約30倍の吸湿力があるということです。

絹(シルク)がどれだけ快適な環境を整えてくれるのかおわかりいただけたでしょうか。

そんな話をしながら真綿(シルク綿)のことをご説明し、まず座って膝にかけていただきました。

真綿の快適さを体感いただきながら、中綿量によって掛ふとんの厚みや使用に適した季節や環境が変わること、側生地もガーゼ生地とシルク生地の種類がることなどをお話しつつ、実際に寝ながら真綿布団の掛比べをさせていただきました。

また当店では実際にお客様と真綿をつくる工程の一部を体験することができます。
「真綿の手引き」といって真綿ふとんの中綿を作る工程を体験することで真綿を身近に感じていただけるかと思います。

実際にH様にも手引きをしていただき「こんな風になってるのね」と感心していただけました。

職人

上手に手引くのは、素人にはとても難しく職人の凄さを感じます。

真綿に限らず、より快適な睡眠環境をつくるお手伝いが我々の仕事です

そんな体験をしていただきながらH様が「軽くてもう暖かくなってきたわ」とおっしゃってました。言葉では表現しにくいのですが、真綿ふとんは羽毛のような強い暖かさでなく、まろやかな暖かさという感じで、なんとも心地良いのが特徴です。

そんなやさしい暖かさもお気にめしていただけたようです。

そんなやり取りで春夏秋冬ガーゼ真綿0.5kgをお選びいただきました。

春夏秋冬ガーゼ真綿0.5kg

商品ページはこちら
https://www.hanzam.org/mawata-futon.php

またH様「アレルギーが辛いから羽毛はやめます」とのこと。

冬も真綿を使いたいとのことでしたので0.5㎏タイプを2枚お求めいただき、冬場は0.5㎏を2枚重ねて使っていただくことになりました。

寒さが気になるところでしたが、実際H様に2月の厳寒期に使用していただきましたが快適にお使いいただけているとのお声をいただけましたので一安心です。

当店では「2枚でお得キャンペーン」を行ってます(対象外商品もございます)

真綿ふとんは大抵春夏秋は1枚で、冬は羽毛との併用というパターンがほとんです。
しかしH様は羽毛でいうデュエットという掛け方をお選びいただきました。

一般的にデュエットというと羽毛ふとんで使用されるスタイルですが、アレルギーをお持ちの方にとっては非常に有効的なスタイルとなっております。

真綿ふとんのオーソドックスな使い方は、春秋は0,5キロの真綿掛けふとん1枚でご使用になる。あるいは真綿ふとんだけでは肌寒い時は、タオルケットや薄い毛布などと合わせてご使用いただくのがベストかと思います。

夏は、エアコン環境下での条件となりますが1枚でご使用いただくのがベストです。

冬の使い方はH様のケースでは2枚かけてのご使用になりますが、H様の住環境にあったパターンですので木造戸建ての方の場合は羽毛との併用で真綿を毛布の代わりに使っていただくのがベストです。毛布よりも蒸れ感なく使っていただけるので、こちらも超おススメの使い方です。

当店オリジナルの春夏秋冬ガーゼ真綿は0.3キロから1.5キロまでご用意させていただいているので寒がりな方や暑がりの方など体質、環境に応じたご提案ができます。お気軽にご相談ください。

最近の夏は特に熱帯夜が多くエアコン無しでは辛いですよね。
タオルケットも勿論ありですが、エアコンで寝ながら体を冷やしてしまうと秋口に腰痛や神経痛など起こしてしまうことが多くあるそうです。

真綿布団は、通気性がよく汗などの湿気の発散力もありますので、エアコンの涼しさを堪能しつつ、体を冷やさないという特徴がありますかから冷えが気になる方にもおススメです。

また真綿には収納の点でメリットがあります。
ぶ厚くないので収納も省スペースで済みます。

H様のように季節ごとに使い分けすることで収納スペースが少なく済みます。

実際にH様にも「使えるシーズンが長いのでしまう機会が少なく済みますしコンパクトなのでとっても良いです」とおっしゃっていただきました。

お買い上げいただいてから2,3週間後にHさまがご来店になり、
「とっても気持ちよく眠れるようになりました。ちょっと大きい買い物をしちゃったなぁと思ったけど、羽毛の飛び出しなど気にしないで眠れて、そして何より気持ちよく眠れるようになりました。」と本当に嬉しいお言葉をいただきました

私にとって励みになりますし、仕事をしていて一番ありがたいお言葉をいただきました。

専門店だからできる羽毛ふとんから真綿ふとんの買い替え

H様のようにホコリアレルギーを持ちで羽毛掛けふとんを使用していて、辛い思いをされている方で真綿掛けふとんをご存じない方はまだまだいらっしゃると思います

アレルギーをお持ちでも問題なく安眠できている方はもいらっしゃるかもしれませんが、真綿ふとんと出会ったことで、そんな悩みが無くなったという方も沢山おられます。

今回Hさまはご家庭で洗えるタイプのガーゼ真綿をお選びいただきましたが、外の生地、側地がシルクのタイプの真綿ふとんもございます。

ご家庭で洗えるタイプのガーゼ真綿

シルクのタイプは、肌ざわりがとても素晴らしく感動する方も沢山いらっしゃいます。
半ざむでは様々なタイプの真綿ふとんをご用意しており、実際に掛け比べもできますので
ご自身にピッタリの真綿ふとんを見つけやすいかと思います。

さらに当店では真綿の専用クリーニング、リフォーム(仕立て直し)も承っております。

ということで、これからの湿度が高くなる季節、真綿ふとんがイチオシです。

「今の時期何を掛けていいのかしら?」

「夏は暑いけど体は冷やしたくない」

などで掛けふとんをお悩みの方にお役にたてればうれしいです

最後まで読んでいただきありがとうございました。
店長宮下でした。

真綿ふとんの詳細はこちら

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