最新の3Dスキャナーで計測する「レセプター枕」でお悩み解決!!

公開日:
更新日:2023年12月26日

以前から半ざむをご利用いただいているお客様から、

「何個も枕を買い替えているけど、中々しっくりくる枕に巡り合えない。」「何か良い枕はないですか?」

とご相談を受けました。

半ざむでもお客様の頸椎の角度(高さ)に合わせてお作りする『オーダーメイド枕』は多数取り扱っていますので、実際に色々体験してもらいながら選んでいただく事になりました。

3Dスキャナーで計測してつくる最新のオーダーメイド枕

結論から言ってしまうと、最終的にお選びいただいた枕は、2019年11月より販売を開始した、『レセプター・スキャナーピロー』でした。

レセプター(ベース)

レセプター(調整層)

レセプター(パーツ)

『レセプター枕』は、「睡眠の質は、眠り始めの90分で決まる」というスタンフォード大学の研究を元に開発された枕です。

レセプター枕の特徴

下層部はパイプを入れて高さを調整し、上層部のベースはウレタンを使用し、2種類の硬さからお選びいただけます。

特徴的なのは、上の画像でも分かるように、枕の「後頭部」「左耳」「右耳」の箇所に開いた3つの穴です。
この穴にはパーツがはめ込まれており、ベースのウレタンとは違う性質のウレタンを使用し、安定感を出しております。

それぞれの穴の特徴としては・・・

  • 後頭部→真ん中の穴に後頭部がすっぽりはまるので、仰向け時の位置がすんなり決まる。後頭部の形は人それぞれ違うので、個人差による沈み込みの違いをある程度緩和させ、首・肩へのストレスを軽減する。
  • 左耳・右耳→横向き時に、両サイドの穴に耳が入る事により、通常の枕では耳が圧迫され知らず知らずにかかってしまうストレスを軽減する。

この穴の特徴により、眠り始めの90分を良質な睡眠にするサポートをしてくれます。
この穴には

『レセプター枕』には「ベースピロー」と「スキャナーピロー」があり、穴が開いている点は共通していますが、「スキャナーピロー」は、後頭部・左側頭部・右側頭部の穴のパーツをお客様の頭の形に合わせてオーダーでお作りします。

特に後頭部のパーツは首の付け根まで大きさがあるので、後頭部の形や頸椎のカーブの角度といった、一人一人微妙に違う、通常の枕では中々合わせにくい部分にもしっかりフィットしてくれます。

形にも大きな違いがあるレセプター枕

『レセプター枕』には穴の他にも、一見分かりにくいですが、とても重要な特徴があります。
それが、枕の形です。

一般的な枕(横から)

レセプター(横から)

上が一般的な枕で、下が『レセプター枕』です。

首元の角度を見ていただくと違いが分かるかと思います。

一般的な枕は、首元(後頭部から肩にかけて)が極端に言えば直角に落ちています。

一方、『レセプター枕』は首元(後頭部から肩にかけて)がなだらかな傾斜になっています。

実はここがものすごく重要で、人間の頸椎は基本的にはまっすぐではなく、頭の付け根から肩にかけて緩いカーブを描きながら下っていきます。

オーダー枕で高さを合わせても首の部分が急に落ちるので、頸椎のカーブや傾斜に沿わず、肩に隙間が空きやすくなってしまいます。

『レセプター枕』のなだらかな傾斜が、頸椎の角度に沿いやすくなるので、肩の隙間が埋まり、より頸椎や肩に負担をかけずにお休みいただけます。

レセプターの測定方法

レセプター(測定機)

測定方法も一般的な枕とは異なり、2020年4月現在、日本に7台しかない最新の3Dスキャナーを搭載した測定器で寝ながら測定します。

レセプター(測定中)

高さは寝ながら、仰向け・左向き・右向きをそれぞれ、実際に頭を乗せた部分だけを機械で上げ下げして測定します。
専任のスタッフが寝姿勢を診ながら測定することにより、自然な寝姿勢に限りなく近い状態で高さを数値化します。

使用感をフィードバックし再調整するのが理想的です

ただし、注意点があります。
これはオーダー枕全般に言える事なのですが、お店で合わせた高さと、ご自宅で実際に使った高さだと、感じ方に違いが出ます。

大きい原因は2つあります。

  1. 枕の測定時に横になるマットと、ご自宅で寝ているマットや敷ふとんが違う
    →硬さや弾力が違うため、体の沈み込み方にも違いがでる。
  2. 精神状態(ご自宅の方がよりリラックスしている)
    →筋肉の力の入り具合や体勢などが、普段寝る時と違う。

他にも細かな原因はありますが、大きい原因としては以上の2つです。

なので、枕をお渡ししてからご自宅で1週間~10日間ほど様子を見ながらご使用いただき、またお店で再調整するのが理想的です。

その後、体調や体型の変化、枕の劣化、マットや敷ふとんを替えた、その他様々な理由から枕の高さが合わない場合はいつでも調整が出来ますので、その際はお気軽にご相談ください。
もちろん、理由はないけど何となく合わないといった場合でも大丈夫です。

実際の測定の様子

レセプター(立体画像)

高さの測定と同時に、3Dスキャナーでお客様の後頭部・左側頭部・右側頭部を立体的に撮影し、そのデータを元にオーダーパーツの作成を行います。

レセプター(仰向け)

この画像は、今回『レセプター・スキャナーピロー』をオーダーいただいたお客様の実際の3Dデータで、高さを数値化するために見る画面の画像です。

仰向けで寝た状態を左側から見ています。
少し分かりにくいですが、画像の左側が首で右側が頭頂部です。
上の画像は、仰向けで寝た時の頸椎の高さを出す画面です。

そもそも、枕の役割は頭を置くためのものではなく、横になったときに、マットや敷ふとんと、体(頭)との間に出来る隙間を埋めるのが本来の役割です。

仰向け寝でいうと、後頭部から肩口にかけての隙間という事になります。

なので、その隙間の高さ=頸椎の高さですので、そこを埋める高さに枕を調整すれば、お客様にとっての、ちょうど良い高さの枕という事になります。

レセプター(仰向けアップ)

これは先ほどの画像をもう少しアップにしたものです。
上下に2本の線が見えるかと思いますが、この線の間の高さが、お客様が横になった時の頸椎の高さという事になります。

レセプター(仰向け高さ数値)

赤丸で囲った場所に先程の2本の線の間の高さが数字で表示され、青丸で囲った場所に、枕をその高さにするのに必要なパイプの量が表示されます。

なので、その表示通りにパイプを入れて高さを調整していきます。

ただ、先述の通り、ご自宅に帰って使うと枕の高さの感じ方は変わるので、再調整は必要になります。

このお客様の場合、先ほどの画像の赤丸の部分を見ると、仰向け時の頸椎の高さは17mmと出ています。

仰向け時の頸椎の高さは、25mmが平均といわれており、この17mmはかなり低めです。そのうえ、後頭部が出ていて、首から後頭部にかけての角度が急なので、一般的な枕では、頭の形に合わず、何個も枕を買い替えていたようです。

レセプター(パーツ込み立体画像)

パーツ作成に関しては、画像では伝わりにくい細かな作業になっていきます。

簡単にご説明すると、上の画像の青いものがオーダーパーツなのですが、これを、撮影した頭の形に隙間なくはまるように動かしていき、データを作成します。

データを作成して、パーツが出来上がるまでに1ヶ月程かかります。

実際にご使用いただいて

「仰向けで寝る時に、以前は頭の位置が決まるまでに時間がかかり、それがストレスだったが、レセプター・スキャナーピローに替えてからは頭を置くだけで位置が決まるのでストレスがなくなった。」
「朝起きた時の目覚めがすっきりしていて、首や肩が軽くなった。」

と、大変喜んでいただきました。

ちなみに、余談にはなりますが、この『レセプター・スキャナーピロー』ですが、メディアにも何度か取り上げていただいております。

取扱店第1号である半ざむも、朝日新聞さんや、NHKさんの朝の情報番組おはよう日本のまちかど情報室というコーナーで取り上げていただきました。

「新聞やテレビで見たので試したい。」というお客様が遠方からご来店いただく事も多々あります。

遠方で再調整に来店するのが難しく、やむを得ずお客様自身で調整していただく場合は、専用の調整キットもご用意がございますので、

「遠いから、行けても最初の1回だし、興味はあるけど諦めよう。」

という方がいらっしゃいましたら、1度ご相談ください。

最後に、この『レセプター・スキャナーピロー』は、専任のスタッフが計測をいたしますので、店内に、専任のスタッフがいない場合、計測することが出来ません。

ですので、ご来店日をあらかじめご予約いただくとスムーズにご案内が出来ますので、計測希望の方はお電話いただければと思います。

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